加賀屋 久治(かがや きゅうじ)は、30社以上の産地に直結した繊維・染め・加工のプロフェッショナルである協力工場がございます。
長年培ってきた経験と技術で、みなさまのご要望に迅速・ていねいにお応えいたします。
染色加工の技(手ぬぐい)
糊付け
生地の上に型を置き、ヘラで防染糊をつけます。
長い生地を一型ごとに折りたたんでさらに糊付けを行い、これを1反につき約12回繰り返します。型がずれてしまうと染め上がりの柄がずれてしまうので、入念に行う必要があります。
糊が付着した箇所には染料が入らないため、生地の白い部分となります。
このようにして、色柄が形成されます。
注染
型置された生地の上から、染料を注ぎ込みます。さらに生地を反転させて同様の工程を行い、裏面へも染色を行います。
糊付けと染色方法が注染の特徴です。
洗浄
立て干し
長い晒生地を切り分けずに干す「立て干し」は、壮大な風景です。
繊維加工の技
整経(せいけい)
糊付(のりづけ)
巻き取った糸巻きを数本合わせ、同時に乾燥し、一本の糊付け糸巻に巻き取ります。
経通し(へとおし)
糊付けした糸巻の経糸を織機に仕掛け得る状態にするため、各装置に経糸を通します。
管巻(くだまき)
緯糸をシャットル内に収容しやすい形に巻いたものをよこ管または管と呼び、このよこ管を巻く工程のことを管巻といいます。
製織(せいしょく)
- 開口運動 経通しの際、開口運動するための装置に経糸を通し、緯糸管糸を通し得る状態にします。
- 緯入れ運動 緯糸を装備したシャトルを開口運動によって上下に分けられた経糸の間に投げ入れます。
- 緯打ち運動 経糸の間をぬって通された緯糸を打って、折り目をかたく押さえ、布を完全に組織化させます。
漂白(ひょうはく)
織り上がった織物は、不純物が含まれているため、薬剤を使用して精錬漂白を行います。